ウィルス感染が広がる中、紆余曲折を経て、ようやく在宅勤務となったのがGW明けの5月7日。
在宅になったのは良いけれど、ずっと家にいると、色々と余計な事ばかり考えてしまってよろしくない(笑)
在宅ワークでは、セキュリティの観点から、VPNを設定できるのは会社のPCだけとなっていて(当然)、サーバーへ接続しなければ仕事にならないので、会社のPCを自宅へと持ってくることになった。
PCといっても、ノートではなくてデスクトップ、さらに言えば、ワークステーションと呼ばれる大きな筐体のPCで、モニターもお持ち帰り。
3D CADを動かすには、ノートPCではかなり厳しく、さらにVPN越しにファイル操作を行うことを考えると、とても動く気がしない。
自宅にもモニターはあるけれど、普段デュアルモニターで仕事をしていると、シングルモニターでは効率がかなり落ちるので、仕方なくこちらもお持ち帰り。
自宅の小さな机になんとかセットしてみたら、少し気になることが出てきた。
それは、自宅の机はそんなに大きくないので、マウスを動かくスペースがあまりない(笑)
もちろん、操作に支障が無いぐらいには動かせるのだけれどギリギリといったところか。
これを機に、以前から気になっていたポイントを変えてみることにした。
Contents
気になりポイント-その1
では、今まで会社で仕事をしながら、どこが気になっていたのか。
一言でいえば、
”キーボードが大きい” ということ(笑)
まず、この写真を見ていただきたい
ん?!
自宅の机が小さいこともさることながら、実は、前々からキーボードの大きさそのものが大きいと感じていた。
誤解のないように言うと、会社で使っているキーボードが特別大きいというわけではない。あくまで標準的なフルサイズのキーボードなのだけれど、会社以外で使用しているキーボードが小さいので、比較で大きく感じてしまっているというのが正しい。
そう、個人で使用しているSurface Goのキーボードがあきらかに小さい(笑)
会社で使用しているキーボードだと、手の移動距離が増えるので、長い文章などを打っていると少々疲れてしまう。
これを”退化”という(笑)
キーボードをたたく時に、指が移動するほんの少しの距離の違いでさえも、長時間だと疲労に影響してくる。
これは、少し前に行っていた業務が、説明書のような、論文のような、とにかく文章をひたすら打つような業務だったため、余計に感じてしまったのだと思う。
通常業務(こういう表現が正しいかどうか。。。)である3DCADによる設計業務では、どちらかというと数値入力が多いので、文章を入力するような場面はあまり多くない。せいぜい図面の注記とか、簡単な説明資料の作成ぐらい。
しかし、疲労が少ないに越したことはないので、小さめキーボードを探してみることにした。
気になりポイント-その2
次に、実はこちらの要素も重要だと思えるのが”キーストローク”だと思っている。
キーストロークも、人によって好みは違うのだろう。
私は、極力浅いキーストロークが好き。
やはり、今まで使っているキーボードが、浅いキーストロークであることが原因だと思う。
会社PCのキーストロークは
そしてSurface Goは
さらに、MacBookにいたっては
これだけ浅いキーストロークのキーボードを使っているので、Surface Goの2倍以上もある2.7mmは、とてつもなく深く感じてしまっている。
”慣れ”というのは恐ろしい。。。
やっと見つけた
さて、新しいキーボードを探す必須条件は、”小さい”ことと”キーストロークが浅い”ことの二つということが分かった。
これ以外にあると良いのが、”ワイヤレス(Bluetooth)”と”充電式”の二つかな。
コードは邪魔くさいし、電池を交換するのも面倒くさい(笑)
この4つを条件にAmazonさんを漁ってみることにしたけど、なかなか良さそうなのが出てこない(;^_^A
とにかく、キーストロークが浅いものが無い。
2mmを切るものはほとんどなく、唯一4つの条件をクリアしたものがこれだった。
■ インターフェイス:Bluetooth(R)
■ 対応機種:Bluetooth(R)HIDプロファイルに対応したWindows OS、Macintosh OS、Android OS、iOS 搭載機
■ 対応OS:Windows 10/8.1、macOS Catalina(10.15)、Android 9.0、iOS 13.3 ※各OSの最新バージョンへのアップデートや、サービスパックのインストールが必要になる場合があります。
■ 接続可能台数:3台
■ キータイプ:パンタグラフ
■ キー配列:82キー(日本語配列)
■ キーピッチ:17.2mm
■ キーストローク:1.4mm
■ ホットキー数:13キー
■ 電源(キーボード本体):充電式リチウム電池
■ 想定電池使用期間:約1.1年(充電完了後から使用する場合) ※当社テスト値
■ 外形寸法(キーボード本体):幅257.0mm×奥行142.0mm×高さ7.2mm
■ 質量(キーボード本体):約211g
■ 充電可能回数:300回
まず、サイズを見てみよう。
次に確認するのはキーストローク
スペック上のキーストローク1.4mmは、一番浅いストロークだった。
ほぼ、このキーストロークで決定した(笑)
実際のところを確認してみると。。。
想定していた感じのストローク。
そして、このキーボードにはテンキーが無い。
Surface GoやMacBookにもテンキーが無いので、無くても良い気もするけれど、エクセルでデータ処理を行う時や、CADで数値入力を行うにはあったほうが良いだろうということで、似たような条件で探した。
気になるストロークも比較的浅めで、疲れそうに思える。
実は、テンキーにしたことにより、もう一つのメリットがある。
それは、キーボードの左側に配置できる事。
テンキー一体型のキーボードは、そのほとんどが右側にキーボードがついている。
左手で打てなくない(今まで打っていた)けど、左側にあったほうが打ちやすいはずなのだ。
こんな配置にしておくと、右手はマウスで左で数値入力するというCAD操作向きのレイアウトが完成する(と思い込んでいる)。
入力の感触
打錠感とでもいったら良いのか、様子つにキーを打つ感触はどうだろうということだけれど、ほぼ狙い通りの感触を、今のところ感じられている。
キーボードの横幅が小さくなったことにより、指の移動距離が少なくて済むので、長文の入力時に疲れが少なくなったように感じる(感じている)。
この辺りは、ひたすら文章を入力するような場合に、より効果を感じられるのではないかと、さらなる期待をしている。
そして、キーストロークが浅くなったことによる効果も大きく、こちらも疲れが少なくなることに貢献しているように思える。
何より、Surface GoやMacBookに感触が近づいたことによる、違和感がなくなったのが大きい。
この辺りの感触は、好みの問題なので、人それぞれ感じ方や好みが違うという点に注意していただきたい。
妻の好みは私と全くの逆で、大きくてキーストロークが深いキーボードが好みらしい。
長い間使うことによって、別の問題が出てくるかもしれないけれど、使い始めの感触としては非常に良いと感じている。
良かった(笑)
充電の持ち
使用しはじめてから3週間、まだまだ分からない(笑)
今のところ充電が切れることもなく、最初の満充電で使用できている。
想定される電池の持ち時間は1.1年!!
充電可能回数が300回となっているので、理論的には330年使えるということになるけど、さすがにここまでは私の体が持たない(笑)
どんなに長くても、あと25年ぐらいか(;^_^A
ホントにここまで持つとも思っていないけれど、どこまで持つのかは少々楽しみなところ。
直してほしい(笑)
ここまで手放しで褒めてきたけれど、気になるところが無い訳ではない
100点満点のものなんて、めったにあるものではないのだ(笑)
逆に言えば、100点満点のモノが手に入らないから、100点満点を求めてついつい色々なモノ買ってしまう。
これは、完全に後付けの言い訳。。。
今回のキーボードで最も気になっているのは、”スリープから復帰する時間が長い”というところ。
簡単に言うと、しばらく使っていなくて使おうと思った時に、何かキーを叩いてみても、キーボードの接続が回復して入力できるようになるまでに時間がかかるということ。
おそらく、バッテリーの持続時間を延ばすために、一定時間入力が無かった時にスリープに入るのだと思う。
バッテリーの持続時間は大事なので、スリープ自体は良いけれど、もう少し早く復帰して欲しい(笑)
まとめ
かなり前から考えていて、そうしようかなと思っていたことが、思わぬタイミングで実行することが出来たのは良かったと思う。
会社でいきなり試すよりも、自宅で試してみる方がリスクも少なく、もし失敗だった時も、人知れずリカバリーすることができる(笑)
しかし、冒頭にも書いたけれど、ずっと自宅に居ると、色々なことを考えてしまって、色々余計なものを買いそうになってしまうのは困ったこと。
多くの事をぐっと堪えたけれど、堪えきれずにうっかりしてしまった事も。。。
この辺りはそのうち書こうかな(笑)