iPadProを置き換える前提で購入したSurface Go。
iPadProと同じような作業を行えるのか?使い勝手は良いのか?と心配しつつの購入だった。
そして、Surface Goを使い始めてから約半年、最初の頃は、あまりにもパソコンだったので(笑)、どの様に使おうか少し戸惑ってしまったが、だいぶ慣れてきたので、どのような作業ができているのか、備忘録として棚卸しすることにしよう。
ファイル共有
最初に困ったのは、使用しているデバイス間のファイル共有をどうしようかというもの。
私のデバイス環境は、Surface Go/iPhone8/MacBookという、3種類を使っていて、この3つのデバイス間での”ファイル共有をどうしようかな?”と、少し悩んだ。
Surface Goの前はiPadProを使用していたので、iPadPro/iPhone8/MacBookの中で、メモなどは半ば勝手に同期されていた。

しかし、Surface Goとの共有は、使い勝手を少し考えなければならなかった。
とは言っても、今どきはクラウドを使えば大した問題ではない(笑)
どのクラウドを使って、なんのソフトでファイルを作るかを考えれば良い。
色々試した結果、iPhoneで書いたメモを共有する時には、PWEditorというテキストエディタを使用して、OneDriveへファイルを書き込んで共有するというところに落ち着いている。。
最初はOneNoteを使用したけれど、Wordのように”書式”を持っているので、自分にとっては、あまり使い勝手が良くなかった。
いちいち、貼り付け先などで、書式を修正する必要が出てくることがあるのが、少し手間に感じてしまった。
ただし、”手書きメモ”はOneNoteを使用している。
Surface Goで作成したoffice系の資料も、Office365 soloを契約しているので、One Driveで同期してしまえば良い。
Office365 soloを契約しておけば、1ライセンスで、MacとWindowsの両方へ、台数無制限インストールできて、同時使用が5台まで可能なので、便利だと思う。
(※2020年3月27日現在の情報であり、今後変更になる可能性もあります。)
そして、OneDriveの容量が1TBになるので、普通に使用していれば不足することもない。
ブログ記事の作成
使用頻度が多いのは、ブログを書くということ。
そう、今このブログを打つのに、Surface Goを使用している。
前述のファイル共有を使用して、OneDriveへテキストファイルを作成して下書きをし、ブラウザからWordpressへログインして記事にしている。
この方法だと、電車の中などではiPhoneから、テキストエディタで下書きファイルを編集することが出来るので、通勤電車で座れない時でも、下書きの編集が可能になる。
もちろん、その気になればiPhoneからWordpressへログインすれば、記事を直接編集することもできる。
しかし、iPhoneでもブログを書くことは出来るけれど、長文入力とコピー&ペーストなどが、やはり使いにくい。
キーボードが使えるメリットは、とても大きいと思うので、この環境を持ち歩くことが出来て、外出先でもブログを書くことが出来るのはとても便利だと思う。
ネット/メール
これは、言うまでもないでしょ。。。(笑)
仕事資料の作成
Excel/Word/PowerPointの資料作成ならば、画面は少々小さいが問題なく作成できる。
Excelでは、当然フル機能が使用できるので、マクロを使えるのが大きい。
iPadProでは、マクロを使うことが出来なかった(知らなかっただけか?!)のが不便に感じることがあった。
ファイル共有はやはりクラウド経由で行なっている。
ところで、Windowsで作成したPowerPointのファイルを、MacBookで開くとレイアウトが崩れている事があるのは、どうにもならないものなのか、調べようと思っているけど、まだ調べられていないσ(^_^;)
読書
これは、Amazon kindleで電子書籍を読んでいる。
以前は、他の電子書籍を使っていたけれど、扱っている本の種類が多いのと、複数を使い分けるのが面倒になったので、新しく購入するのはkindleだけにしている。
もっとも、”書籍”とは書いたけれど、雑誌が多い(笑)
ただ、Windowsのkindleアプリは動作がかなり重くて、”ページをめくる””拡大縮小する”のに少しラグがあるのが残念。
この点は、iOSのkindleアプリの方が、数段動作が軽くて、ライブラリの表示も見やすくて使いやすいと感じる。
Windows版のアプリが改善されることを願ってやまない(笑)
学習
資料や参考書をPDF化して、Surface Penで書込みをしながら使用している。
参考書や学習資料を何冊も持ち歩く必要がないのは、とても良い。
手書きのPDFアプリは色々あるので、使いやすいアプリを探す手間はあるけれど、自分に合うものを見つけられれば、使い勝手は一気に向上すると思う。
ちなみに、私が使っているのは”PDF Reader”というアプリ。
この”PDF Reader”で書き込んだPDFファイルは、MacやiOSでも表示できるので、ファイル共有しておけば、他のデバイスでも同じ資料を見ながら学習できるので便利。
逆に、以前iOSのアプリで手書きしたPDFファイルは、Windowsで開いたときに、手書き部分が表示されなかったので、確認が必要。
この点については、使用するPDFアプリによるかもしれないので何とも言えないが、あとで他のデバイスで見た時に、手書き部分が見れなくなる可能性を考えると、事前に試してからの使用をお勧めする。

CAD
使用頻度は高くないけれど、アイデア検討をするためにRhinocerosという3D CADを使用することがある。
このソフトは、iOSにはビュアーアプリしかなくて、編集可能なものは使用できなかったので、Rhinocerosが使えることはSurface Goを使うことのメリットだと思う。
Rhinocerosはしれほど動作が重いソフトではないので、問題なく動いてくれている。
レンダリングなどは、少し時間がかかるけれども、そんなに大きなファイルを扱わないので、私の使い方では問題ない。
ただし、画面が小さいので、外部ディスプレイへの出力ができる時は使いたい。
ストリーミング動画
ストリーミング動画は、スポーツはDAZN、映画やドラマはAmazon Prime Videoを見ている。
★DAZN
画面が小さい以外は問題ない(笑)
ストリーミング配信なので、再生が少しスムーズではなくなる時もあるけれど、通信環境の問題なのか、Surface Goの問題なのか、何処に原因があるのかははっきりとはわからない。
ただ、それほど大きなストレスに感じた事は無い。
こちらも、CAD使用と同様に、外部ディスプレイへの出力ができるなら使いたいと思う。
しかし、家に居る時は、次に書いているAmazon Primeの中にDAZNがあるので、こちらで視聴することが多いから、まったく問題ない(笑)
★Amazon Prime Video
こちらもDAZNと同様な感じ。
ただ、Prime Videoに関しては、普段はFire TVを使ってテレビで見ているので、問題には感じない。
Surface Goで見るパターンは、出張先のホテルなどで見るパターンが多いので、やはり通信環境の問題もあるのかもしれないので、判断は難しいところ。
使い状況も限られているので、私にとっては大きな問題にはなっていない。
まとめ
iPadProから乗り換えを決めた時、正直なところ使い勝手が大きく悪くなるのではなかと思っていた。
iOSやそのアプリは非常によくできているものが多くて、使い勝手が良かった。
しかし、この使い勝手という点については、iPadProとほぼ同じように使えているので、いらない心配だったのかもしれない。
iPadProの時もそうだったけれど、まだまだ使いこなせてるとは言えないので、もっと他の使い道も考えていきたい。
才能が有ればお絵かきでもするのだけれど、残念ながらそれは夢で終わりそう(笑)