自宅にて使用しているPCが、いつのまにか3台ある(笑)
自作デスクトップとLet’s Note、そこにMacBookが加わってからもうすぐ2年が経過する。
MacBookを購入したのは、Let’s NoteのHDDが不調となり、いつ壊れてもおかしくない状況となり、代替え機として購入した。
しかし、未だにLet’s Noteは、妻の家計簿PCとして大活躍している。なぜ2年も経過しているのに未だに動いているかと言うと、要するに修理したからである(笑)
実は、壊れたらそのまま廃棄してしまおうかなと思っていたけれど、HDD以外に不調は無く、動作もそんなに遅い訳ではないので、少々勿体ないと感じていた。
しかし、メーカー修理でのHDD交換はあまりにも高い事と、兼ねてから考えていた事があった。
それは、SSDへの交換。
MacBookを購入してから、起動の速さや動作の軽さなど気に入っていた。
しかし、CPUやメモリを比較してもあまりLet’s Noteとさほど変わりがないではないか。
この違いは何処から来るものなのか。。。何が原因なのかと考えた時に辿り着いたのがSSDとHDDの違いだった。
しかも、Let’s Noteの故障がHDDともなれば、交換しない手はない(と勝手に決めつけていた)。
そして、リスクを承知で自分で交換することとした。
2017年12月当時、500GBのSSDはおよそ¥16,000-。失敗しても勉強代と思う事にしてAmazonさんへ注文。
※2019年1月現在の価格は、約¥10,000-!!安くなったなぁ〜(汗)
実際に作業を行ってみると、まるでHDDを交換する事が前提に作られているかのようなLet’s Noteの構造によって、取り外しから交換まで、全く悩むことも無く出来たのだ。
しかも、SSDへと交換して修理と同時に動作の改善を狙うという目論見が見事に成功したのが、およそ1年前の出来事だった。
かくして、まったくもって快適に動作をしているLet’s Noteは嫁の専用機として生まれ変わった。
こんなに遅かったか?
Let’s Noteが復活を果たしてからしばらくして、自宅で仕事の考え事をしようとデスクトップPCを立ち上げた時にふと気付いた事があった。
デスクトップPCがとてつもなく遅い(笑)
起動までの時間が以上に長く(3分以上)、起動してからもHDDが常に動いている状態で、なんの入力も受け付けてくれない時間がしばらく続く。
Let’s NoteもMacBookもSSDを搭載し、起動や動作がかなり速くて、ストレスがほとんど無い。
だから、余計にこの遅さにストレスを感じるのかもしれないが、とにかく遅い(笑)
考えてみると、デスクトップPCは、気付けば10年経過したベテランとなっていて、少し疲れているのかもしれない。
スペック的には十分にWindows10を動かせるはずなのだけど、なぜか異様に遅い。。。これはなんとかしなければ。
どこが原因?
古くなって動きの遅いPCを速くしたい場合、1番手っ取り早いのは最新のPCへ買い替えてしまう事なのだけれど、どうにもこうにもならないのが購入資金である(笑)
ごくたまにではあるけど、ローエンドながら3D CADを使用することもあるので、あまりスペックの低いPCという訳にもいかない。
しかし、それなりのモデルを購入しようと思うと決して安い買い物ではない。
そして、そんな余裕もない。
無い物ばかりなのだ(笑)
こうなってくると、今ある資産(PC)をなんとか活用しつつ、改善する方法を検討するしより他に手はなさそう。
その為には現状を把握し、どこに問題があるのか考察し、改善する方法を考えてみよう。
速度性能に影響を与えそうな主要パーツのスペックを調べると
CPU:AMD Phenome9550 Quad-Core 2200MHz
Memory:DDR2 800MHz 8GB
HDD:S-ATA 500GBx2
Graphic board:NVIDIA Quadro K2000
となっている。
※マザーボードについては、最新のものへ交換すると、ほかの主要パーツも交換の必要が出てきてほかのPCへと生まれ変わってしまう可能性が高い為、今回は検討対象から外している。
10年前のPCなので、CPUやメモリ規格などは、最新のものと比較して2世代くらいは前のモノであると思われるが、そんなに低スペックではなさそうである。
HDDはごく普通のものだが、転送規格などはやはり前の世代のモノであり、システムのボトルネックとなっている可能性は否めない。
グラフィックについては、OpenGL 対応のそれなりのスペックの比較的新しいモノなので、問題ないであろうと推測できる。
やはりHDDかな。。。
試しに交換
考察の結果、HDDがいちばん怪しいという考察結果に達した訳だが、HDDが物理的に故障している感じではないので、新しいHDDへ交換するだけでは劇的な改善は見込めそうにない。そうなると、やはりLet’s Noteと同じ手法をとるのが良さそう。
実は、このデスクトップPCは、10年前におよそ¥40,000-ほどで組んだものなので、そこにお金をかけるのもいかがなものかと悩んだのだが、前述の通り新しいPCを購入する余裕も無いので、可能性に賭けてみることにしたのだ(大げさすぎ。。。)。
意を決してAmazonさんでSSDを検索してみると、1TBでも¥18,000-程で売っているではないか(笑)
1年経った、いや、たった1年しか経っていないのに、この価格はなんだろう!
1年前に500GBのSSDを購入した価格とほぼ同じなのだ。
昔から思っていたけど、PC関係のパーツは本当にナマモノみたいに、すぐに古くなり値崩れする。
SSD装着
そして今回購入したのがこちら
SanDisk SDSSDH3-1T00-J25
読み出し:最大560MB/sec
書込み:最大530MB/sec
まぁ、はっきり言ってどれが良いのかはさっぱり分からず、値段を基準に選定(笑)
クチコミとかを読んでも、人によっては良いし、同じ商品でも人によっては悪いので、あまりにも悪いクチコミが多くなければ良しとすることにして購入を決定。
これは、今回に限らず、ほかの商品購入でも同じ事で、よほどの不良品でなければ、あとは使う人の使い方や価値観によって評価は変わってくるので、あとは自己責任みたいに思っている。
取り付けはLet’s Noteと同じかそれ以上に簡単にできる。
まずは、購入したSSDへ、今使用しているHDDの内容をコピーすることから始める。
購入したSSDを、モバイル用のケースへ仮に組み込んで、USBケーブルでPCへ繋ぐ。
HDDの内容をコピーするにはソフトを使用して行うけれど、ソフトもいろいろなものが出ていて、どれが良いかは使う人の好みとしか言いようがない。
私は、パーテーション調整などにも使用している 「AOMEI Partition Assistant」 にある複製機能を使用してコピーを行った。
この「AOMEI Partition Assistant」はフリーで、かなり色々な機能が使えるのでとても便利。
「AOMEI Partition Assistant」→HP
「ディスクのコピー」を選択し、ソフトの指示に従って進んで行く。あとはコピーが完了するのを待つしかない。
処理時間はHDDの容量などによってかなり長くなる事もあるので、ほかのことをしながら放って置くことにしている(笑)
コピーが完了したらモバイルケースから取り出して、PCへ組み込み作業となる。
SSDは2.5インチHDDと同じサイズ規格なので、デスクトップPCへ組み込む為には3.5インチへ変換するマウントパーツを別途購入する必要がある。
マウントパーツへの組み込みはビス4本取り付けるだけなのでいたって簡単。
今までのHDDに接続されているケーブルを外す。
ホコリがっ!!
交換する新しいSSDへケーブルを接続する
ケースへ固定する
PCケースを開けて、今まで使用していたHDDを取り外して、SSDを付け替えるだけで、S-ATAのHDDが付いていたならば、そのままケーブルを差し替えるだけなので何も迷うことはないと思う。
今回は、内部にまだHDDを取り付けるスペースが空いていたので、今まで使用していたHDDは、ケーブルを抜いて、そのままPC内部へ置いて置くことにした。
取り外しても置き場が無いのと、そのうちこのHDDもフォーマットして使用しようと思っている。
安定動作が確認できるまでは、保険の意味も含めてフォーマットしないで置いておこう。
あとはPCケースを閉じて、電源を入れて動作確認ができれば完了。
まとめ
交換作業を行なって初めて電源を入れた時の驚きは、Let’s Noteの時よりもかなり大きかった(笑)
それだけ遅かったということなのだろう。
電源を入れてから起動するまでの時間は、HDDの時と比較しておよそ1/3ぐらいになっていて、起動画面をボーっっと眺めている間も無く立ち上がる。
パスワード入力位画面になってからすぐに入力すると、スタートアップソフトが起動完了するまで1分もかからない。
起動した後の動作も、直ぐに色々な作業が可能となり、もっさり感が無くなって良い感じになっている。
やはり、交換して正解だぁ〜♪
というか、むしろもっと速く交換するべきだったかな(汗)
実は、交換前に気になっていたことがあったが、それは全くの取り越し苦労だった。
なにかと言うと、Windowsのライセンス認証がどうなるかということ。昔のふれこみでは、ハードウェアに変更が発生した場合には再アクティベーションが求められることが有るという事だった。
しかし、今回ほSSDへの交換では再アクティベーションを求められる事もなく、ステータスを確認しても問題無い状態だった。
きっと、全てのハードウェア交換では無く、マザーボード交換によるイーサネットのMACアドレス変更など、なにかしら識別に使用しているハードウェア交換の際に求めらるのだろう。
そうではいと、PC情報の全てがダダ漏れになっていることになる(笑)
何はともあれ、SSDへの交換は、色々な効果が見込めるので行なって大正解!!
これで、Windows10が使用出来なくなるまで使えるかな?!