2月に父が亡くなりお葬式を行なったのですが、何をどうしたら良いのか全くわからない状態から、なんとか父を送る事ができました。
先日、無事に納骨を済ませることが出来たので、納骨までの段取りを、訪れて欲しく無いいつかの為に備忘録として数回に分けて記録します。
お通夜までの段取りはこちら→>葬儀-01 葬儀の段取り
お通夜当日についてはこちら→>葬儀-02 お通夜当日
※書き忘れや思い出した事があったら、都度追記します。
※以下の内容は2018年4月現在の東京都内における例であり、地域によっては内容が異なる場合が有りますので、お住いのご地域の慣習等をご確認下さい。
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告別式当日
タイムスケジュールの再確認
告別式当日、斎場へ到着したら斎場の方へ今日のタイムスケジュールを再確認すると良いでしょう。何か変更がある場合に対応しやすくなります。
また、ご住職が到着されたらご挨拶したい旨を伝えておき、声かけをお願いしておきます。
ご住職への挨拶
お通夜同様に、開始の30分くらい前にご住職が到着されます。身仕度が終わられたら声をかけていただき、ご挨拶をします。
告別式の日は【お布施】は必要ありませんが、【お車料】や【御膳料】をお渡しする必要があればこの時にお渡ししましょう。
告別式
ご住職へのご挨拶を済ませると、程なくして告別式が始まります。
告別式自体は始まってしまうと特にすることはありません。
お焼香を済ませてお経をあげて終了です。
出棺の準備
告別式が終わると、出棺の準備となります。
告別式へご列席いただいた方々と一緒に、火葬してあげたい物や、いただいた生花を棺の中へ入れていきます。出来るだけ多くの方にたくさん入れていただきましょう。
お花を入れ終わると、残念ですがお別れとなります。
出棺
準備が終わると出棺となりますが、出棺の前に告別式にご列席いただいた皆様へお礼の挨拶を行います。
<葬儀のご挨拶例文>
本日は故〇〇の葬儀に際しまして、ご多用中にもかかわらず、
多くの方々に御会葬頂き暑く御礼申し上げます。
生前にはひとかたならぬご厚誼(こうぎ)を賜り、
さらにこのように多くの皆様にお見送り頂き
さぞかし故人も感謝していることと存じます。
今後も私ども遺族に対しましても、
今まで同様のご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。
本日は誠に有難うございました。
と言った内容で良いかと思います。もちろん、故人の方とのエピソードなどを話されるのも良いと思います。
挨拶が終わると出棺となります。
遺影と位牌を遺族が持って、ご住職を先頭に棺の前を進みます。
棺は近しい方や親戚の方々に持っていただきます。
霊柩車の前で止まり、棺を霊柩車の中へ入れます。
霊柩車には喪主が一緒に乗り、ほかの方々はバスで火葬場まで移動となります。
火葬場
火葬場へ到着すると、炉の前まで進み棺を炉の前にセットされます。
今回は係の方が少し顔を見る時間を作ってくれました。
そして炉の中へ。。。辛い瞬間です。。。
ご住職がお経をあげて下さり、この間に順番にお焼香を行います。
お焼香が終わると待合室で少しの待ち時間となります。
火葬が終了すると、再び炉の前に並び遺骨を骨壷の中へ入れていきます。この時、お箸の様なもので二人で一つの骨を拾い、骨壷へ運びます。
皆さんがお済みになると係の方が残りの骨を骨壷へ入れてくれます。
全てが終わると骨壷を箱に入れるのですが、この時に【埋葬許可証】を火葬場の係の方より受け取ります。
この許可証は納骨の際に必要になるのでなくさない様に気をつけてください。
今回は、係の方が骨壷を収める箱に骨壷と一緒に入れてくれました。こうしておくと無くすことも無く、納骨の時に持っていくことを忘れることもありません。
火葬が終わりましたら皆さんで斎場へ戻ります。
精進落とし
斎場へ戻ると、皆様で精進落としをしていただきます。
場合によっては、戻ってすぐに初七日の法要を行うこともあるかと思います。
精進落としを始めるにあたり、遺族より一言挨拶を行います。
また、精進落としの際には献杯を行う事があるかと思います。その際のご発声を、事前にどなたかにお願いをしておきます。
<精進落としのご挨拶例文>
無事葬儀を終える事が出来ました。
これも皆様のお力添えのおかげです。
ささやかではありますが、御会食の席を設けましたので、
おくつろぎの上、精進落としをして頂きたいと存じます。
(〇〇様)より献杯のご発声をお願い致します。
と言った内容で良いかと思います。
精進落としの最後に挨拶を行い、皆さまをお送りして告別式は終了となります。
お疲れ様でした。
葬儀に関してはここまでで終わりですが、この後意外に時間がないのが七七日忌法要(納骨)です。
こちらも段取り準備に時間がかかりますので、すぐに準備に取り掛かりましょう。
七七日忌法要についてはこちら→葬儀-04 七七日忌法要