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本当の最後? – RedBull AirRace

もう9月も半ばを過ぎてしまいました。
いささか記事の投稿が遅くなりましたが、今年もRedBull Air Raceを観戦してきました。
これが本当の最後になってしまうのか。。。

台風が接近する中、レッドブル エアレース最終戦を観戦してきました〜!

今年でシリーズが終了してしまうレッドブル エアレース、2019年の最終戦であり、シリーズの本当の最終戦。
今思えば、台風接近が、波乱のレース展開を予見していたかのかもしれない。

しかし、ドラマだとしたら「出来過ぎだ」と言われてもおかしくないエンディングが用意されているとは、誰も思いもしなかったのではないでしょうか。

 

 

 

決勝当日

前述の通り、台風が接近する中、9月8日にマスタークラスの決勝が開催されました。雨や風の影響をモロに受けてしまうスポーツなので、開催自体も不安ではありましたが、なんとか無事開催されて良かったです。

最後のレッドブル・エアレース-19
もっと早くくれば良かった(笑)

朝の8時頃から入場待ちの列に並び始めたけれど、正直もうちょっと早くくれば良かった。。と思うぐらい並んでた(笑)

この日は、当初のプログラムでは、10:00開場で、マスタークラスのレース開始は13:00よ予定だったのだけど、台風15号の接近の影響で、当日のプログラムが大幅に変更になり、9:00開場で10:00にマスタークラスの決勝がスタート。
本来なら、マスタークラスの決勝の前に、チャンピオンクラスの決勝が予定されていたけれど、マスタークラスの決勝を優先した為か、前日の予選結果を持って、決勝順位となりました。
これは、チャンピオンクラスのパイロットにとては少し可哀相ですね。

しかし、安全を考慮して、13:00までにマスタークラスの決勝を終えて、15:00閉場という予定に変更されたことは、決勝レースを終えて、交通機関が動いているうちに、観客が無事に帰れる時間として15:00閉場という判断と思われ、その後の台風15号による被害状況を見ると、これは妥当な判断だったでしょう。

それこそ、シリーズの最終戦が中止で歴史に幕を閉じるというのは、パイロットが可哀相です。
そんな事態にならずに済んだことは、とても良かったと思います。

マスタークラスは、フォーミュラカーで言えばF1に相当するトップカテゴリーです。この下にチャンピオンクラスが有ります。こちらはF2と言ったところでしょうか。

このトップカテゴリーのパイロットは、世界で14人しかいないんです!
この中に、我らが室屋義秀選手が居るんです!
モータースポーツのトップカテゴリーで闘う、数少ない日本人選手のうちの1人です。

レースの大まかなルールや進行については、昨年の観戦記事を参照して下さい。

 
こちら→Red Bull Air Race Chiba 2018観戦記 – 世界最速のモータースポーツ

 

ドラマのはじまり。。。

入場して観戦エリアへ向かいます。
観戦エリアといっても、特に席の無い立ち見エリアのチケットなので、砂浜にシートを広げてスタートの時を待つことに。
しかし、台風が接近しているとは思えないぐらい太陽が出ていて真夏の暑さ。。。思いっきり日焼けしてしまった(汗)
でも、今年は思わぬ事情で時間が短くなったので、日焼けについてはまだ良かった方でした(笑)

最後のレッドブル・エアレース-18
雲は多いけど会場は盛り上がってる!

しかし、太陽の暑さに負けないぐらい会場の盛り上がりも熱かった!

そろそろ、決勝が始める時間です。
前日の予選で、室屋選手は5番手となり、決勝のRound of 14では、第一ヒートに登場です。のっけから室屋選手の登場で、会場は大盛り上がり。

いよいよマスタークラスの決勝がスタートです!

最後のレッドブル・エアレース-01 ベン・マーフィ
BEN MURPHY選手のフライト-速い!

先攻はBEN MURPHY選手。
いやいや、かなり速い!!なんといっても、とてもスムーズなフライトで、無駄がない。。。これはヤバイかもしれないと、良くない思いが頭の中をよぎって行った。。。

そして、我らが室屋選手の登場で、会場は一気にひーとあっぷ!!

最後のレッドブル・エアレース-02 室屋義秀
Go!Yoshi!!

MCの掛け声とともに、みんなで「スモーク オーーン!!」(コースインのときの掛け声です)
最後のレッドブル・エアレース-04 室屋義秀
勝ってくれ〜!

コースへの侵入スピードもいい感じで、1つ目のパイロンをクリアし、2つ3つとスムーズにクリア。ひいき目もあるでしょうが、BEN MURPHY選手に負けないぐらいスムーズで速く感じる。

去年はオーバーGでDNFとなってしまったバーチカルターンもクリアしていきます。
これは良い!!
しかし、先行したBEN MURPHYのタイムも良かったので、そこに届くのか?会場の皆が熱い声援を送っている中、ノーペナルティでFINISH!!!
結果は。。。

BEN MURPHY
00:57.897

室屋義秀
00:57.912

あーーーーーっ!!!
わずか0.015secの差!!
なんということか!
おそらく1mあるかないかの、このわずかな差で敗退!!

さっき頭の中をよぎった事が現実になるとは。。。
去年に続いてRound of 14で敗退とは思ってもみなかった。。。

しかししかし、まだのぞみが完全に断たれた訳ではないのですよ。
Round of 14は7人の勝者が次のRound of 8へ進めますが、[8-7=1]。。。
そう、一人足りないじゃないですか!

ここは、敗退したパイロットの中で、1番速いタイムのパイロットがFastest loserとして、Round of 8へ進むことができるんです。
ここに望みをつなげるしか無いのですが、敗退した中ではかなり良いタイムとなりそうなので、ここに期待!!

第1ヒートが進んでいくと、今年はペナルティを受けてしまうパイロットが多いです。
昨年の年間チャンピオンである、MRTIN SONKAでさえ、ペナルティを受けてRound of 14で敗退してしまった。
きっと、台風接近のの影響を受けてコンディションが難しいのだと想像できます。

第6ヒートまで終わって、Fastest Loserは室屋選手です!!
このまま行けば。。。と、つい思ってしまいます(汗)

そして、最後のパイロットであるJUAN VELARDEがコースイン!
いやいや、スムーズなフライトで、次々とパイロンをクリアしていきます。
いよいよゴール!!

00:58.180

やったー!!

 

Round of 8

最後はFastest Loserという、ギリギリの状態だったけど、次のRound of 8に駒を進めることができました。
ヒヤヒヤしましたが、1番ヒヤヒヤしたのは室屋選手でしょう(笑)
でも、敗退から復活できたのは、運も味方してるのでは?!と思ってしまう。

そして、第1ヒート開始早々、BEN MURRPHY選手がパイロンヒットなどでペナルティを受け、敗退です。
ますますコンディション悪いのかな。

室屋選手には、ペナルティなくゴールして欲しい!!

いよいよ第2ヒートに室屋選手が登場!!
会場は再び盛り上がります!!

スモークオーン!!

最後のレッドブル・エアレース-11 室屋義秀
Round of 8でも速い!

いい感じで入ってきて、スラロームを滑らかにクリアしていきます。
は、速い!
直感的にそう感じるくらい速かった。

目立ったミスやペナルティもなくゴール!!
室屋義秀
00:57.895

なんと、コンディションが悪化する中、Round of 14のタイムを更新してきた〜!
これは期待できる!と思いつつ、LE VOT選手のフライトを待ちます。

そして、LE VOT選手がコースイン!

あーっ!!

最後のレッドブル・エアレース-14
LE VOT選手もヒット!

いきなりパイロンヒット!
こんな展開になるとは。。。やはり風の影響が大きいんでしょう。

でも、あきらめてません

最後のレッドブル・エアレース-13
LE VOT選手のフライト

FRANCOIS LE VOT
01:02.963

これで、FINAL 4に進出決定!!

そして、終わってみれば、室屋選手はRound of 8の中で唯一の57秒台の時計をマーク。
これはひょっとしたらひょっとするとかも。。。

 

やった~!!

いよいよFINAL 4まできました。始まってすぐにはなかば諦めていたのご、まさかのFINAL 4進出。
しかも、トップタイムでRound of 8を通過。
これは期待せずにはいられない!!

最後の幕張、最後のレッドブルエアレース!!
勝ってくれ!!
会場が1つになって室屋選手を応援しています!

そして、運命のFINAL 4がスタート!

MCLEDO選手がコースイン!
おーっ!!
またもやパイロンヒットしてしまってる!
相当難しい風だったのか、攻めた結果なのか。。。

最後のレッドブル・エアレース-11 パイロンヒット
今年はパイロンヒットが多かった

しかし、これでペナルティ無しでゴールすれば、表彰台はほぼ間違い無し。
でも、レーサーやパイロットは、「3位でもいいや」なんて考えは無いんですよ。かれらの頭の中にいつもあるのは「優勝」の二文字だけです。
どんなスポーツでも、そういう選手じゃないと、トップカテゴリーでは活躍できないです。
その中でも、ほんの一握りの、超一流選手だけが上り詰めることができるところ、それがトップカテゴリーなんです。

さあ! つぎはいよいよ室屋選手のコースインです。
泣いても笑っても、レッドブルエアレースで室屋選手のフライトを見られるのはこれが最後!!

最後のフライトを室屋選手にも楽しんでもらいたい!!

スモークオーン!!

最後のレッドブル・エアレース-17
エアレースでの室屋選手最後のフライト

開場は、割れんばかりの声援!
たくさんの応援フラッグがふられる中、室屋選手が目の前を通過していきます!!

よし!よし! と、パイロンを1つクリアするごとに、無意識に口から出てしまう。
そして、ノーペナルティでゴーーーーール!
よっしゃぁ〜!と思わず出てしまった(笑)
はたから見たら、うるさいおっさんだったかも(汗)

室屋義秀
00:58.630
KIRBY CHAMBLISS
00:59.601
MATT HALL
01:00.52
PETE MACLEOD
02:04.028

やったぁ〜〜〜〜〜〜〜〜!!!!
なんとなんと、ぶっちぎりのタイムで優勝!!!
これは文句なしにぶっちぎりです(笑)

 

まとめ

風が吹いて難しいコンディションの中、パイロンヒットしてしまうパイロットもいる中、着実に操縦して、ノーペナルティで最後のレースに勝利!!

Round of 14では敗戦を喫してしまたけど、Fastest Loserとして復活し、そこからの優勝は、本当にドラマのようでした。
シリーズ終了は残念だけど、最後に室屋選手が優勝できたのはとっても嬉しかった。

最後のレッドブル・エアレース-05
みんなで応援

何度も言いますが、これだけの素晴らしいスポーツシリーズが終了してしまうのは、残念でなりません。
エアレースという、唯一無二のスポーツ。
まるで、スターウォーズのポッドレース。こんなスポーツはおそらく二度と出てこないような気がするし、そんなスポーツを見られたことに感謝しつつ、再開されることを切に願うところです。

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